落成祭の本義・・・

「落成祭について」

以前、ブログで「地鎮祭」について記しましたが、
   「土の話」
    http://fuwahirosi.exblog.jp/13404673/
   「想多:祭祀・・・」
    http://fuwahirosi.exblog.jp/12979880/
   「想々:地鎮祭について・・・」
    http://fuwahirosi.exblog.jp/11709792/
本日、無事お引渡しの家屋がございましたので、
落成祭について、私が幸いにして知ることとなったことを記すことにします。


落成祭というと、
建築主が来賓や工事関係者を招き、
工事の無事竣工を感謝して、
関係者の労をねぎらう「式典」 ということになりさがっております。


あらためて、私が知らされたところの
「落成祭の本義」を記させていただきます。


家屋が建ちますと「落成祭」を致します。
そのとき、皆様方は家に対してどのような感覚で相対面なさいますか・・・

様々な材料が使われている中には、
 何処で採れたか分からぬものがたくさんにございます。
 中には、死穢に染まった材料もございましょう。
 中には、伐られたくなかった材木もございましょう。
 その他その他、さまざまな想念を含んだ資材が組立てられ組上げられて 家屋新築 でございます。

そこで、
 「一切の資材を生き更えらせること」これが落成祭の本義でございます。

 「一軒の家屋」という「生きもの」にして一切の資材を甦らせて参ります。

そのとき、一つ一つの材料が自分勝手な存在を主張していたらどうなりますか?・・・
家に成りません。

家屋新生に当たって、どれ程の者達がその身を其処に呈供していることか。
お屋根のてっぺんから縁の下に至るまで全部 吾が身を捨ててお役に立ってくださっているのです。

   
    
     それが、落成祭で一体になる 生まれ変わります。



家屋 まさしく 生きもの・・・
そして、其処には、共に新生する「家族の運命」がつながっているのです。

是れ程の家屋でございます。

銭金があるからというだけで良い家屋が造られるものではありません・・・




落成祭の祝詞の意味は、

「ミケツモノを捧げまして 此の新しい家に ミタマコメ を致しますから
 息吹戸主の神様 とりわけ 天ノ吹男の神様のお力を神主にお移しくださって
 息吹(いぶき)なさいませ。
 その息吹に乗る 大物主の神様の霊火が此の家に 屋船ノミタマ となって燃え移る様に
 そして生きものになってくださる様に」

という祝詞です。

あれもこれも彼も私も というように組立てられた家屋を一瞬 虚空 に置く 
同時に新生させる・・・
これが、屋船ククヌチ大神様。
虚空の神様で、一切のものを真空にする神通力をお持ちの神様です。



以上、落成祭について私が知ることとなった所です。
この機に逢い奉ること、誠に感謝申し上げます。
有難う御座います。
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by fuwahiroshi | 2012-11-21 20:34 | 想々  

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