枯れ和室・・・・ そして 一雫の潤い・・・

あらためて 「管見:庭のある和室という部屋」を整理すると、
「浮世で付いた心の塵をなどちらすらん」の空間ではなく
「むしろ浮世で積もった塵なんぞ そのままで良い 浮世で枯れた泉よ甦り給え・・・」の空間のことであると想々・・・

今回の立地はある場末の一角 いまも戦後60余年を見守り続けている街・・・
この立地を鑑み 以下のように概念を組立てることととしました・・・


枯れ和室


「一雫の潤いが誘い水となって 己が眼を潤す これぞ 場末の使命・・・
 
 誰もが氣に留めない その風雨太陽にさらされた古木・・・ 
 それは「枯れ」もいいところである

 誰もが気に留めない 一輪の雑草花・・・ 
 大地から天に向かって湧いた一雫の「うるおい」である

 徹底的に枯れた空間の中で呼吸し続ける一雫の潤いに身も心も溶かすと
 閉じた瞼の裏には その景色が宿り 
 明くる日も またその明くる日も あなたに潤いを与え続け
 きっと あなたの泉は甦ることでしょう・・・」


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by fuwahiroshi | 2016-02-27 10:43 | 作品  

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