耐震実験:長期優良住宅倒壊!

2009年10月27日の出来事。
2種類の木造住宅を並べ、阪神大震災強の地震力で揺らす公開耐震実験があった・・・。
( 防災科学技術研究所など)

その動画
http://video.fc2.com/content/09.10.27%20E-ディフェンス公開実験/20091028cub1DWTK/
そのニュース(日経ネット)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091028AT1G2703J27102009.html


長期優良住宅が、耐震実験にて倒壊した。
しかも、横転するように完全に倒壊した・・・
がっちりと地面に固定した長期優良住宅は、すべての地震力を建物自身が受ける。
壊れて当たり前である。


かたや、従来の構造の住宅は、柱の接合部が一部壊れたが、倒壊はしなかった。
接合部がゆるく、また建物と地面が堅く固定していない為に、建物自身がずれて、地震力を逃がす・・・



これは、10年前に色々と教えてくれた伝統構法を続ける大工の棟梁が、言っていた事・・・

「金物がついていればオッケーというように、建築をなにも知らない素人が見て判断しやすいようにするという目的しか感じない」
そして、
「感性と経験を完全に無視していて、伝統だけではなく、人間への侮辱である」
と。


棟梁は、若い役所の人間が建築途中に中間検査にきて、チェックが終わった後、
「こんなものいらないんだ!」といって、土台のアンカーボルトを全て切断していた・・・


あの姿が忘れられない・・・。



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by fuwahiroshi | 2009-10-29 23:02 | 想々  

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