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神社の設計・・・:想々#01

ご深縁をあずかりまして、この度、由緒ある歴史深い、ある神社の「拝殿」の設計をする機会をいただきました。
先日、先祖代々神社を守って来た氏子の方々、そして宮司の方との会合に参加して参りました。


「拝殿」は、 厳しさ と 優しさ が立ち昇る装いを必要とする・・・・


「神社」という場所とは・・・、

お祈りをしたから神様が人間の希望に応えまして御蔭をくださいます、などという様な
「取引の場所」が神社という場所ではありません。
国民が、其処に神々をお祀り申し上げているだけで、そしてお仕え申し上げる神主がいるだけです。


神々を、礼拝せねばなりませんとは、申しません。
そして、礼拝する国民達の事を、信者とお呼びしません。



あらためて、日本民族、つまり「祭祀民族」の役割をひしひしと感じる仕事となることでしょう。


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by fuwahiroshi | 2009-11-29 19:35 | フィールドワーク  

「新月伐採」・・・

今度、仕事で使わせていただく事となった、「新月伐採」された木を、はじめて製材してみることとなった・・・

1年のうち1日だけ、木を切るとなぜか、腐らないという・・・。
その日が、ある月の新月の夜・・・。

2年以上、雨ざらしで、土に埋もれていた木が、全く、腐らず、虫もつかず、割れもなかった・・・。

月 と 樹々 と 人間 の「神秘」としか言いようが無かった・・・。

製材所の方も、不思議そうに首を傾げていたのが印象的だった。
「あの樹、絶対、ダメになっていると思ってた・・・」と。

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by fuwahiroshi | 2009-11-27 20:52 | フィールドワーク  

想々:「文明」という生き物・・・

まず、言葉遊びから・・・


・「進化(evolution)」=環境に適応していく→つまり、環境が悪くなれば悪い方向に行くことも含む、必ずしも進歩のことではない

・「進歩(progress)」=良い方向に進むこと

・「発展(development)=秘めている可能性を表に展開すること





次は、歴史家の2人の言葉から・・・
共に、ローマ・ギリシャ・エジプト・メソポタミア・中国・インドなど世界の文明論を論じた方・・・。

・「文明と言うものは、成長の果てに没落していく」
 アーノルド.J.トインビー。(英:歴史学者:1889--1975)

・「春夏秋冬の如く、文明は栄枯盛衰する」
 オズヴァルト・シュペングラー。(独:哲学者、歴史学者:1880--1936)


現在は、きっとオズヴァルトのいう「秋」に当たるのだろう。

オズヴァルトは文明の「秋」の時代をこう説く・・・。
「文明の秋の時代には、(技術)や(新興宗教)への異常な高まりをみせる」と。

確かに、今は、環境問題・人口問題・食料問題を「技術」で解決しようする高まりがある・・・。
救いとは、なにかも分からずに飛び込み「新興宗教」に足元をすくわれる例も多い・・・




さて、小生が思うに、自然界の「春夏秋冬」に立ち戻っての「秋→冬」といえば、
彩りを見せていた樹々の葉が散っていく・・という様に、一見寂しげで没落的であるが、
実は、樹々が深く「根」を張るのは、ここからの「冬」の期間・・・。
「春」に芽が息吹、花が咲き乱れる為の、『次の営み』への、その準備期間といえる・・・。


実は、アーノルド.J.トインビーは、次のことを常に問題にしていた・・・。
「危機にふりかかった時、精神の力はどこからくるのか?」


今の時代、「進化」でなく「進歩」「発展」とは、なにかを見据え、
それぞれがどのような「根(root)」を張っていけるか、
そして、人として、どんな「花」を咲かせ、どんな「実」をつけるか・・・。
そんな楽しみ方を持つことができる時代といえる。

そう言う意味で、いい時代であると想う・・・。


ちなみに、福澤諭吉は
「文明もしくは都市化(civilization)」のことを、物質の次元に触れず
「知性と徳が発達した状態」と定義し、訳しいていた・・・・。
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by fuwahiroshi | 2009-11-26 07:05 | 想々  

総括#04:「もみがらハウス」

「小さな小屋に付属させると少々大げさになる」
との理由で、今回は見送られた「太陽熱利用の床暖房等の空調」・・・

しかし、ワークショップに参加していただいた、下の写真に映っているエンジニアである叔父の健雄さんからのアドバイスもあり、自分でも開発を進めていくこととした・・・。


確かに 「next culture house」 には、

「いくら自然由来でカーボンニュートラルのエネルギーであっても、時間軸を考慮して、地球が創り出すエネルギー以上の速度で消費しない事が原則」
「要は、エネルギーは使わない事で楽しく成り立つ生活を創造すること」
「だから、エネルギー源は太陽、そして加えて蓄熱・保温(断熱)が key になる」

という要素は含まれていくことになるだろう・・・。



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by fuwahiroshi | 2009-11-25 15:03 | 想々  

総括#03:「もみがらハウス」

実際に造ってみて、様々なことがわかった。
今後は、組立てキット化も視野に入れて、まず以下の「3点全て」を満たす改良に取り組んでいく。

1.さらに簡単に組立てられる事
2.さらに精度を高める事
3.さらに安く出来る事

この3点の改良ができたら、次のステップへと進むことにする。
次のステップの詳しい話は、そのときに・・・


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by fuwahiroshi | 2009-11-24 20:58 | 想々  

総括#01:「もみがらハウス」

『「時間」と「仲間」と「体力」があれば、素人でも「健康で頑丈な家」が造れる』
ということ・・・


さて、
これは、何を意味するのか・・・


今日は、ようやく、そのお話をさせてもらう。


日本は、今や、アメリカを抜いて、個人レベルでは、最も借金の多い国・・・
その最たるものが「住宅ローン」。
そして今、世界経済が大きな変化を迎えている時代・・・
つまり、あらゆるところで仕事の仕方を変えなければならない状況が、せまっている。
そんな中、「住」宅ローンを組めば、仕事に拘束され、その拘束から「職」を変えられず、そのストレスからますます、「医」療に頼る・・・

これが現代の「医・職・住」問題。


その問題を解決していける可能性を見出さなければ、どうなるか・・・
それは想像に違わぬこととなるであろう・・・


今回の「非電化もみがらハウス・プロジェクト」は、その解決策のひとつの選択肢として、
『「時間と仲間と体力」があれば、「素人」でも「健康で素敵の極みの家」を持てる』
ということを示すことも、目標としていた。

誠に多くの方々の参加をいただき、「自分で家を建ててみたいです」という方が沢山いて、大変嬉しく思いました。



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by fuwahiroshi | 2009-11-23 20:58 | 想々  

11/22:もみがらハウス:ワークショップ#04

本日は、「非電化もみがらハウス」ワークショップ#04を行なった。

ワークショップの内容は、

1.漆喰を塗る
(漆喰は、消石灰・つのまた・しらすさ・白砂等の骨材・水をこねて、つくる)
2.お披露目会
3.講演&交流会(藤村靖之・不破博志)

でした。

左官講師には、左官職人の大森基伊氏に参加いただいた。(w/s#02.03.04共)

今回は合計で、20名の参加をいただきました。
ワークショップ#01から#04までで、累計117名となり、本当にたくさんの方のご参加をいただき、ありがとうございました。


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by fuwahiroshi | 2009-11-22 20:42 | 作品  

原点となる現場〜回想〜

御陰様で、不破博志+中西道也の作品が掲載された、「千葉市優秀建築ガイドブック」が年内に刊行される事となった。


これを機に、回想・・・


1997年より現在に至るまで、設計と現場(大工+左官等)の両立をさせて戴いて居りますが、ここに掲載されている「小林邸」までの仕事は、店舗やマンションリフォームでしたので、一戸建ての住宅としては、その原点となるもの。

助っ人として現場での泊まり込みもしてくれた、先日も那須に駆けつけてくれた大工の狩野貴光氏。
ここの現場では、大学院を卒業したての為田悟氏が、ういういしく初現場。
小生が植物と土・石灰の混合材について目覚めた現場でもあり、左官材のサポートを池田勝利氏。
その他、大勢の友達や仲間の協力を得た住宅。
とても多くを学んだ・・・


なにより、お施主様の小林ご夫婦の、あまりある温かさとおおらかさがなければ、この様な住宅は完成しませんでした・・・。

吾々に大事な事は、小林ご夫妻のお心と、吾々の初心を忘れず、挑戦しつづける事・・・。


ありがとうございました。
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by fuwahiroshi | 2009-11-10 10:33 | 作品  

11/8:もみがらハウス:ワークショップ#03

本日は、「非電化もみがらハウス」ワークショップ#03を行なった。

ワークショップの内容は、

1.ワラ菌等で発酵させた「敷地内の土」を手で下塗り(10mm厚)
2.釘を打ち、縄を張る
3.餅つき大会
4.土団子をつくり、壁に手で塗り、コテで押さえる(15mmから20mm厚)
5.日干しレンガ作り
6.講演&交流会(藤村靖之・不破博志・大森基伊)

講師陣には、左官職人の大森基伊氏、土の発酵のスペシャリスト中村金四郎氏、土の空間工房sobatoの高橋慎一郎氏に参加いただきました。

合計で、40名の参加をいただきました。(w/s#01から#03までで、累計97名)
ありがとうございました。


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by fuwahiroshi | 2009-11-08 21:04 | 作品  

お知らせ:追加のワークショップ#04

現在、那須の非電化工房にて、試作実験中の「非電化もみがらハウス」の追加ワークショップ#04が決まった。

日時:2009年11月22日(日)13時15分頃から19時頃
場所:非電化工房

内容は

1.外壁に塗った土壁の上に、漆喰を左官する
2.非電化もみがらハウスのお披露目会
3.講演&交流会(不破博志・藤村靖之)

ご興味のある方は是非、参加して下さい。

お問い合わせは、

非電化工房
info@hidenka.net

不破博志一級建築士事務所
info@fuwahiroshi.com
まで、お願いします。
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by fuwahiroshi | 2009-11-04 19:02 | 作品