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完成。マンションリフォーム:内外の中間を。




お住まいの方が、お引越し後、
インテリアで遊んで
内と外の中間領域を楽しめるように
室内に土間をご提案させていただきました。

どのように住まわれるか、
楽しみです。

当事務所で設計施工(平成26年夏)



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by fuwahiroshi | 2014-10-31 13:33 | 作品  

再考察:「や・つ・し」

建築とは、前向きな行為ですので、ついつい精神論じみてしまいますが、ご勘弁を。

以前、当ブログでも触れましたが、
あらためて
日本語の「や・つ・し」「や・つ・す」に触れます。

◎想々:「や・つ・し」
http://fuwahirosi.exblog.jp/14882103/


これに、少し加えたり引いたりして、考察しなおしたい。



「やつし」という日本語は、なかなか耳慣れないかもしれない。
「やつす」ともいう。

尊敬する友達が教えてくれた言葉だ。


辞書を引くと、色々出てくるが、

「やつし」とは、
  「豊かで美しいものや氣高い精神が、あえて簡素に貧しく姿をかえること」
  「高貴なものが、あえて質素な形をとること」
のようだ・・・

例えば、
○演劇技法・・・「水戸黄門」「遠山の金さん」など、
        いわば高貴なものが、あえて世俗の世界に身を置く。
        このことを「身をやつす」と言い,
        このギャップが痛快なドラマとなっている・・・

○枯山水・・・大宇宙を数個の石や砂を用いて庭に縮図化した「やつし」の姿。

○生け花・・・僅かな花を僅かな空間に存在させた「やつし」の姿

○盆栽・・・風格ある樹を縮小化した「やつし」の姿

○侘び茶・・・あえて草庵の貧しい風情、これを厳しい目で創り上げた「やつし」の姿

などなど・・・

つまり
「やつし」は、「日本人の美意識」である・・・


さて、
では、なぜ、日本人の美意識を「や・つ・し」と発音するのか?
   なぜ、「や・つ・し」という「音」が「敢えて簡素に質素に見せること、縮図化すること」を指すのか?
   
  
実は、
やまとことば、
つまり50音それぞれの響きがもともと持つ意味に照らし合わせて解くとみえてくる。


まず一音ずつ、その音の響きのもつ意味を解いていく。

●や・・・強い神力 止まる力
●つ・・・星 細胞 起点 
●し・・・凝縮

●や・・・強い神力 止まる力
●つ・・・星 細胞 起点 
●す・・・絶対神力 中を真空にする

ということになります。


まとめると
「やつし」という音の響きの中には

  「目に見えない強い力を、細胞一つ一つにまで、そしてその起点に近づけるところまで 凝縮すること、絶対的なものにすること、真空にする事ですべてを惹き付ける」

という響きが入っていることがわかる。

その「凝縮」する「術」「仕事」には「厳しさ」があり、その厳しさの中に美しさを見出すということも容易に想像できる。


さて、次に、
なぜ、「や・つ・し」が日本人の美意識の中枢にあるのか?
それには、「真空」の解釈に以下を付け加えて考えたい。

●科学者が実験等をする
 ----真空管作成
  ------真空ポンプ作動
    -----真空度が次第に変化する
     ------変わる「真空度」によって創り出される物(世界)が様々に変わる・・・



インド人はゼロを発明したと言うのであれば、日本人は「真空」を発明したと言いたい。
発明したというより、元来、日本人は真空体としての存在である。
なぜなら、誰がなんと言おうと、我々日本人は「真空体」である天皇陛下を中心として生きてきた民族であるからである。
天皇陛下は、「真空体」だから、年越しのご祭祀で夜通しすべての国民のすべての罪障を一身に引き受け、
新しい年の日の出を願う祈りを捧げることができる。


西洋人はミニマルを発明したかもしれないが、そういうわけで
日本人は「やつし」を発明する体質にあったのだ。

(余談だが、西洋にみるミニマルは、
 人間性を否定する極限まで
 とにかく削ぎ落とすところまで削ぎ落とすような、感じがする・・・)



さて、話を戻すと、
墨絵でも、能でも、「間」がある。
産まれたその「間」という「真空」に吸込まれる様に
「表現者と観覧者が入れ替わり、観る者が表現者」になる。




  『表現者として、創造者として生き続けたい、
    そして
     お互いそう生きて欲しい、そう生きようじゃないか、という日本人の心根・・・』

西洋人は、ものを誉める時に「センスがいいね」とか、「good quality of sense」と言うが、
日本人は、「心根がいいね」と誉める。
「グッド センス オブ 心根」などと、心根に「quality」なんて言葉をつけない。


そんな
創造人日本人の奥深さを感じる事のできる「や・つ・し」という日本語。
創造に際して、考察に飽く事のないテーマである。

これだけ、素晴らしい最適化を図ってきたご先祖様の智慧に感謝しつつ。
建主とともに現代に生きる小生、
さらにもう一歩踏み込んだ「や・つ・し」を表現したい、と想々・・・



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by fuwahiroshi | 2014-10-30 20:55 | 想々  

hair set salon・・・ open!!!


新たなコンセプト「ブローのみ」のサロンが日本でオープンしました。
港区広尾にあります。
ヘッドスパ、リンパマッサージなどもあります。

スキルも高く、気軽なお店&スタッフなので、女性に嬉しいお店の登場と思います。



当事務所で設計施工(平成26年夏)


詳しくは、

『facebook』
https://www.facebook.com/jetsettokyo

『ELLE online blog』
http://blogs.elle.co.jp/abi/2014/10/quick-beauty-stop/

『公式webサイト』
http://www.jetset-salon.com



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水硬性石灰の水持ちの良さもあり、こういった搔き出しの壁が可能になります。
もみがらからと石灰を混ぜることにより、この様な生地の色がでます。
ほうじ茶を濃く煮出して、着色。

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by fuwahiroshi | 2014-10-28 19:31 | 作品  

想々:日本家屋とは・・・

日本家屋の形式は、地方それぞれ、職人それぞれ、色々とありますが、
その形式の元となる
日本家屋の概念とはいかなるものでしょうか・・・


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日本人は、古来より、
人を育んでいただきますように・・・、と大地と向き合い、
人を育んでいただきますように・・・、と素材を活かしてきた。

その育成力を一体化し、
生命力を組立てることを、
「けんちく(建築)」としてきた。

素材がもつ生命の営み、
その一粒一粒を育成力として集める仕事のことを「せっけい(設計)」としてきた。

隠された世界を一つに引き締めた組織のことを「かおく(家屋)」としてきた。

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これが、日本家屋の概念といえるでしょう。

形式は、概念から産まれてまいりますので、とても大切なことと思います。



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by fuwahiroshi | 2014-10-20 17:11 | 想々  

想々・・・:「大和民族」=「いくさ人」


「大和民族は、元来、祭祀民族であり、そして、いくさ人」と聞きます。

祭祀民族であることは、いうまでもありませんが、
さて、いくさ人とはどういうことか・・・。


日本の常識では、「いくさ」と言えば、武力戦のことを差します。
世界の常識では、
国家間における「いくさ」は、「武力戦」だけではなく
「経済戦」
「情報戦」
「文化戦」
「文明戦」
「思想戦」など
であり、「武力戦」はすべての戦争のうちの一つにすぎないといいます。


我が国は先の「武力戦」に負けた後、
毎日毎日、とにかくよく働いて、よく考えて、よく勉強して、国に税金を納めて、
     また一生懸命働いて、・・・と、繰り返し闘ってきた。
国は経済発展を遂げつつ、国家の財政破綻が起きない状態を保っている。
その意味で、世界の「経済戦」、その「いくさ」を続けていると言える。

知ってか知らずか、
グローバリストが国家の存在意義を薄くしつつある中、
昨今の我が国土の空気を吸っていると、
既に「いくさ」の舞台は、
「情報戦、文化戦、文明戦、思想戦」
であると、自覚しているように見受けられます。

その「いくさ」に勝ち残るために、
とにかく一生懸命働いて、一生懸命考えて、一生懸命勉強して、国に税金を納めて、
よく考えて、また一生懸命働いて・・・と繰り返し続けていくのです。

この性分、これが
「大和民族=いくさ人」という所以か、と想々・・・

建主も建築家も、「いくさ」のうち、
「文化戦」を担う「いくさ人」であるという自負を
持つ持たないで、「死にがい」もひとつ変わってくるのでしょう・・・

さて
「文化戦」、この「いくさ」に勝つとはどういうことでしょうか・・・



それは、
「やり続けること」
であります。



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by fuwahiroshi | 2014-10-20 17:03 | 想々  

見学会:産業廃棄物の中間処理場

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昨年の夏頃のことになりますが、
「クワバラ・パンプキン」という
建築の解体工事から生じる「産業廃棄物の中間処理場」の見学会に行かせてもらったことがありまして、いまだに心に留まっていますので、ご紹介させていただきます。



◎石膏ボード
現在の一般建築に欠かせなくない「石膏ボード」
1)クロスが施工させたものは、
  人の手によってクロスを剥がして、石膏ボードは再利用に回せる。
2)左官材が施工されたものは、石膏ボードから剥がせないため、
  埋め立て処理となる。

,左官材は、土に還っていないことがわかる・・・・
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◎分別
畳、レンガ、陶管、ブロック、鉄管、板金、紙類、ガラ袋、クロスなどなど
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◎塩ビ管
排水に用いる塩ビ管も、菅の中をきれいに洗って、
再利用するのだそうだ
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◎コンクリート
コンクリートガラは、細かく粉砕され、再利用に廻す。
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◎木材
燃料として、チップ加工されていた。電力会社が買って行く。
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◎汚泥
竹小舞を組んで、壁に塗られた「土」。
本来ならば、土に還すことができる素材・・・。
ところが、中間処理場において、今の法律では、
「汚泥扱い」となり、埋め立て処理となっている。
ただし、自身の敷地内において土に還すことは、合法。
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◎混載されたゴミ
現場において、十分に分別されないで、トラックに混載された廃棄物は、
ここで、人の手によって丁寧に分別されていた。

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全般をとおして、非常に丁寧に仕事をされていて、感激しました。
                              見学後、レクチャーも受けました。
最終処分場の受け入れ場所がないことが、問題になっているとの話を聞きました。
そして、埋め立て後の管理に関しての問題があるように見受けられました。



一見百聞以上。
建築設計をするに当たって、思うこと・・・。

建築廃材処理による土壌汚染・空気汚染を考えると、
あらゆる素材が土に還って、分解されたり、無害であることが
建築の構法においては、重要な根本原則である。


建物は
物差しで測って造りますが、
その価値は
志しで測るものであります。

建築家と建主と造り手の
簡素な形での美意識の結束が、さらに高い価値を産むということでしょう。

価値が下がる「もの」に溢れた時代ですが、
以上は、価値が上がる「もの」をこしらえる前提条件と想々・・・。










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by fuwahiroshi | 2014-10-20 17:01 | フィールドワーク  

その内観・・・


続いて、内観です。

建主と美意識を共有したのち、
素材を選択し、組上げていきます。

光が美しく廻りますように。
風が心地よく流れますように。





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by fuwahiroshi | 2014-10-20 14:01 | 作品  

日本家屋の完成

この度、進めておりました伝統構法の日本家屋が完成いたしました。

当事務所としても念願でもある、
このようなお仕事をまとめさせていただいたことに感謝申し上げます。

外観ですが、以下の仕様となっております。

1)外壁真壁(漆喰)+腰板壁
2)軒裏木あらわし
3)木製玄関引戸
4)和瓦(一文字葺き)

準防火地域ではありますが、建築基準法を満たしております。

 「物差し」で測って造りますが、
その価値は建主と造り手の
 「志し」 で測るものであります。

今、新たに次の日本家屋の設計に着手しております。




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by fuwahiroshi | 2014-10-20 12:58 | 作品  

日本家屋の上棟


実際は、2014年の3月に行ったものですが、
先日完成した日本家屋の上棟時のご紹介です。

構造としては、以下の方法で
地震・風に対して、『粘り』のある建物としました。

1)折置き組み(わたりあご構法)
2)貫工法
3)長ほぞ込み栓
4)追っ掛け大栓(梁の継手)

以上を、多摩産材を用い、大工達による完全手刻みでこしらえた部材を、組上げました。

実際みて、これは倒壊しない造りだな、と感じるものでした。
大東亜戦争以降失われつつある先人の知恵が詰まった技術を活かしていこうではありませんか。

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by fuwahiroshi | 2014-10-15 13:01 | 作品  

想々・・・:「知」が先行しては、「覚悟」ができない・・・・

子供をみていると、惚れ惚れするほど
 自分に素直で、
  全身で表現し、
   全身で空気を感じています。


ある年頃から、身を「知」にもゆだねはじめる・・・
しかし、行き過ぎて「知」にゆだねすぎると、情報に右往左往しております・・・

 
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  「知」が先行しては、「覚悟」ができない・・・
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先人はよく言ったものだなあ、と思います。




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by fuwahiroshi | 2014-10-14 21:37 | 想々