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左官でつくる家具


左官で家具を造りました。

造ってみたあとに思いましたが、「左官を取り入れた家具」はありそうで、ないですね。

空間のコンプレッションがかかって、落ち着きます。
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by fuwahiroshi | 2016-08-27 19:33 | 作品  

左官:時事刻々といざなう・・・

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刻々と移り変わる季節・気候・太陽と月明かり・・・。
刻々と移り変わる光と湿気・・・。

それらを目から感じとるのに、庭はもちろんですが、左官もいい・・・。



左官は「光の表現」です。
光の内包する「やわらかさ・あたたかさ・さわやかさなど」を表現します。



左官は「色気の表現」です。
湿度感、触感、空気感・・・
その質感は五感で一番敏感な「肌感覚」に直接訴えかけてきます。




季節ごと・天候ごと・太陽と月の運行で、その光と色気と湿気が「時事刻々」と変化します。
刹那的であるがゆえに、左官は「美意識の世界へといざなう」。
理屈を超えた世界であります。
なにもしなければ、ただただ減っていく時間の中、この世界を堪能するのとしないのでは雲泥の差があります。


今、施工中の現場と最近竣工した現場の左官写真です。




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by fuwahiroshi | 2016-03-25 02:59 | 作品  

新国立競技場に聖火台がないことが発覚・・・

新国立競技場に聖火台がないことが発覚・・・
そんなニュースを友人から聞いた。
そんなに驚かなかった。
コンペの発表を見た時に聖火台が見えなかったし、
聖火台の設置を想定していたとしても、どの道、飾り程度の扱いであろうと思っていたからである。

ご興味がありましたら、小生が、昨年(平成27年)の8月にブログに発表した新生国立競技場の案を今一度読み返していただきたい。

現在、建築デザインの業界が抱えている、あるいは抱えているとすら気づいていない問題の一面を感じてもらえるはずです。
建築が「本来持つ」ものを感じてもらえるはずです。


管見(其の一):“新生”国立競技場について(概念編)
http://fuwahirosi.exblog.jp/21461168/


「管見(其の二):“新生”国立競技場について(デザイン編)」
http://fuwahirosi.exblog.jp/21529717/


「管見(其の三):“新生”国立競技場について(工事過程編)」
http://fuwahirosi.exblog.jp/21592179/


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by fuwahiroshi | 2016-03-05 13:38 | 作品  

どこまでも走らせてくれる「素材」と「仕上げ」探し

大切なこと

それは、施主と一緒に組立てていった「概念(コンセプト)」をどこまでも走らせてくれる「素材」そして「仕上げ」と出逢うことです。

納得する素材や仕上げに出逢うために 奔走する時間のほうが 机に向かって図面を描いている時間よりも長くて良いのだと思います。

施主は もの をのぞみます。 図面をのぞんでいる訳ではないのです。
我々は もの をつくるひと。

当たり前のこと。 
でも 今 忘れかけられている 大切な事と想々・・・。


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by fuwahiroshi | 2016-02-27 12:25 | 想々  

草花の輝きを消さない

草花にはけっして 強いスポットライト を 人工的に当ててはならない
人工的な明かりは 弱ければ弱いほど いい

月明かりの下 のような 
そんな あかり がいい・・・

そのほうが 一輪の花のもつ 健気さ をより一層をみせてくれる

輝いているものに 外から余計な光を当てると 本来の輝きがみえなくなるのだと想々・・・

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by fuwahiroshi | 2016-02-27 11:55 | 作品  

冷めないものを ただ 残したく 手をつかう・・・


手にはできて  機械にはできないこととはなんでしょうか?

それは 冷めないものをつくることです。

      冷めないものを ただ 残したく 手をつかう・・・


古材はクセがあり 扱いにくく 職人泣かせです。

風雨太陽に晒され続け、枯れていった古材というのは、もともとその木がもつ特徴というものが表に現れてくるからです。

それは ねじれ、反り、むくり、ささくれ、割れ、節あな・・・など、さまざまな特徴があります。

人と同じで、 それぞれの「くせ 特徴」の乗り越え方が「個性」となって現れます。

素材も「くせ 特徴」をやさしく感じるほうへ あたたかく感じるほうへ  気持ちよく感じるほうへ 手を加えていくことを心掛けました。

毎回 各職人には、多大なるご理解とご高配を賜りまして、誠に感謝しております。
ありがとうございます。


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by fuwahiroshi | 2016-02-27 11:08 | 作品  

枯れ和室・・・・ そして 一雫の潤い・・・

あらためて 「管見:庭のある和室という部屋」を整理すると、
「浮世で付いた心の塵をなどちらすらん」の空間ではなく
「むしろ浮世で積もった塵なんぞ そのままで良い 浮世で枯れた泉よ甦り給え・・・」の空間のことであると想々・・・

今回の立地はある場末の一角 いまも戦後60余年を見守り続けている街・・・
この立地を鑑み 以下のように概念を組立てることととしました・・・


枯れ和室


「一雫の潤いが誘い水となって 己が眼を潤す これぞ 場末の使命・・・
 
 誰もが氣に留めない その風雨太陽にさらされた古木・・・ 
 それは「枯れ」もいいところである

 誰もが気に留めない 一輪の雑草花・・・ 
 大地から天に向かって湧いた一雫の「うるおい」である

 徹底的に枯れた空間の中で呼吸し続ける一雫の潤いに身も心も溶かすと
 閉じた瞼の裏には その景色が宿り 
 明くる日も またその明くる日も あなたに潤いを与え続け
 きっと あなたの泉は甦ることでしょう・・・」


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by fuwahiroshi | 2016-02-27 10:43 | 作品  

管見:庭のある和室という部屋

現在、場末と云われるある一角に「4畳半の和室」施工中です。

どうも現場にいないと心配というか、でも、ただいるだけだと体がうずいてしまう。
で、やはり手を動かしたくなってしまします。

今回は、現場で大工として仕事もさせていただく機会を心より感謝申し上げます。

現場では職人たちとの信頼関係が大切です。
それは一朝一夕とはいきません。
長い時間をかけてここまでこれたのだと思っておりおます。
職人との信頼関係は現場でしか、培われません。
これこそが、もの出来の善し悪しを分けます。


さて
今回の現場の「管見」を記します。




      下写真:施工中の「床柱と床板の納まり」
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  「管見:庭のある和室という部屋」




形式からではなく、概念から組立てます


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1)まず、そもそも「部屋」とはなんでしょうか?

音の響きで読むと
・へ=閉じる 一面があらゆるところへ
・や=強い神力 止まる力
ですので
・へや=「強い神力を閉じること」
と解く事ができます

つまり「部屋」とは
肉体を閉じ込めつつ それでいて精神をどこまでも開放する・・・
そういう芸当が宿る空間のことであります




2)次に、そもそも「和室」とはなんでしょうか?

音の響きで読むと
・わ=心波 むすぶ心 間を取る
・し=凝縮
・つ=星 細胞 起点
ですので
・わしつ=「むすぶ心が凝縮する起点」
と解く事ができます

つまり「和室」とは、
人と人の心を結ぶ一点が凝縮された空間の事です。

「むすぶ」といいますが、「音」は「水」と「風」が結ばないと音になりません。
喉に潤いがなければ、息がでるだけで 声は出ません。  
つまり「むすぶ」ためには「潤い」が欠かせません。


         

3)最後に、そもそも「庭」とはなんでしょうか?

音の響きで読むと
・に=心 心波 意志
・わ=心波 むすぶ心 間を取る
ですので
・にわ=「心をむすぶ心」
と解く事ができます

つまり「庭」とは 終わりのない・際限のない空間のことであります。

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1)〜3)を整理できて、初めて、真剣に、真面目に「庭のある和室という部屋」について
考える氣が起こるでしょう。
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by fuwahiroshi | 2016-02-22 00:23 | 作品  

落成祭

先達て、完成しておりました家屋の落成祭を執り行ないました。

楽制裁の本義については、以前のブログで申し上げさせていただいております。
「落成祭の本義について」
http://fuwahirosi.exblog.jp/16838697/


お施主さんの趣味がよくでている家屋となりました。

1階部分は、多目的室として壁一面を「ミラー貼り」にしてあります。
フラダンスの教室から講演会からアロマ教室、そして英会話などのスペースとして貸し出し、地域のコミュニティ形成の一役を担っているようです。

家屋建立の際、このような「貸し出し空間」を備えておく事は、良いことと思いませんか?
もしくは、将来そのようにリフォームできるようにしておくことは、良いことと思いませんか?




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ミラーが壁一面。黒板があったり、本棚があったり。
今日は講演会の模様です。








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エントランス横には受付とソファ。







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左官ならではの「R」の開口は柔らかく、ほっとします。







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洗面台の下にはネコのトイレを。洗面台の中に換気扇が付いております。



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扉にはネコの出入り口。



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奥行き1間のインナーバルコニー






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住宅密集地のため、高窓を多用し明るく。







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落成祭の神座
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by fuwahiroshi | 2016-01-16 15:25 | 作品  

庭に住もう・・・

 
本来、日本家屋の本当の良さは
「内に居ながら、外を感じること」
である。

現代人は
「家」に住むと思いがちであるが、本来「庭」に住むという感性を持ち合わせている我が民族。

一部屋でもそのような「庭に住む」という感覚を持ち合わせた部屋のある家屋に住み、
屋敷を調え、心身を調えたいものである。

ですので、今後、家屋の設計は、「庭師」とともに行いたいと考えおります。


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by fuwahiroshi | 2015-12-26 16:01 | 作品